2018年千葉県立高校後期選抜入学志願者数の見方

今年も2018年千葉県立高校後期選抜入学志願者数が発表になりました。
自分の志願校の倍率をで確認したうえでを見てみましょう。
ここで例として3校の今後の動向を見てみましょう。

1.県立千葉東高校の場合:本年度2.23 昨年度1.90→1.89 一昨年度1.97→1.98と数字が並びます。千葉東高校の場合偏差値が高い高校ですので例年変更前と変更後が例年0.01ポイントと変化していません。
これは高偏差値、高倍率の高校にほぼ共通する事ですがこの層の受検生は高偏差値の私立高校に合格して担保していることや初志を貫きたい受検生が多いため変動しません。
但し本年度に限っては2.23ですので多少他校に移ることも考えられます。
2.佐倉高校の場合:本年度1.86 昨年度2.25→2.21 一昨年度2.48→2.39と数字が並びます。
佐倉高校の場合も4学区トップ校であることや教育方針や江戸時代の藩校からの歴史や校風が魅力的なため大きな移動はありませんが本年度は2%を切り現在の1.86は低い倍率のため多少の移入があると思われす。
3.国府台・国分・市川東高校の場合:数値は表を見て頂くと分かりますが各校とも倍率の隔年現象がみられる一方3校が近隣にあることから3校での出入りが起こるトライアングル現象がみられる学校です。この場合の見方は各校の昨年度と一昨年度の数値と比較して昨年度と一昨年度の加重平均で変更前後のポイント差を参考に予想すると良いでしょう。但し本年度の倍率をみると3校とも大きな変化はないとみられます。またこの3校については松戸市のトップ校で人気が過熱気味の小金高校からの流入や同じく松戸市の市立松戸高校のレベルアップもあり3校の受け皿としての流出も多くみられるようになりました。このため倍率動向は読みにくくはなっています。
その他の高校も本年度の倍率の状況の立ち位置を確認してから昨年、一昨年のポイント数を加重平均して検討すると良いでしょう。
※倍率の見方はあくまでも東松戸学習教室の見解であり倍率の予想を確定するものではないことをご了解ください。

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出典元:総進図書
出典元:進学研究会

掲載元:東松戸学習教室

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